INDIGO cafe
2013,01,15OPEN
北九州市小倉北区京町1丁目6-1
設計:田村晟一朗
施工:エビスクラフト梶田昌嗣
撮影:camekiti
古民家→カフェへのリノベーション
一人の女性が開業するとご相談を受けました。
イギリス、ロンドンに留学していた彼女は地方でも日本に希少なアイテムが発信できると実行に移したわけですが、開業に行き着くまでは並みの努力ではなかったのを側で感じていただけにお店のデザインには色々な能力を求められました。
オーナーが出店する立地で惚れこんだ場所は飲食店不可の場所。まずは大家さんへのプレゼンから始まりました。涙ながらに訴え、理解と協力を得たりと。。
次にコスト。フルスケルトン状態だった物件はインフラ、設備、厨房など様々な必要要素が条件を狭めていき、オーナーは数々の覚悟と決断の繰り返しでした。そういう夢を強い意志を持って実現化された店は必ず地元でも愛される店になると思います。
早速、メディアからも取材受けたりとTV,雑誌で紹介され大変良いプレイスとなりました。
彼女はカフェという飲食でコミュニティを作りましたが、出来上がった空間はジャンルを越えて「街の場所」となっていると感じます。
バナナケーキwithラムレーズンと紅茶のセットがお勧めです。